この材料は杉です。
今で言う雨戸の戸袋の鏡板に使います。
当然、外部に使用するので風雨にさらされます。
杉の赤身の部分は水に強く腐りにくいので、こういった戸袋に最適なんですね。
そして、こういった材料をひとつひとつ手作業で作るということは、大量生産には無いものが入っています。
それは作る人の想いです。
手作業ですので、細かな部分を加工する際、気持ちが入ります。
常に、仕上がりを、実際に納まった風景を、そこに雨が降っている景色を想像してしまいます。
そうすると自然と自分が造った物に愛着が出てくる。
僕なんかは、お施主様が喜んでいる姿まで想像してしまいます(^o^)
鏡板、完成まであと少し。
楽しみます♪