う常滑市B様邸の敷地内に、お地蔵様の御堂を建てさせて頂きました。
依頼を頂いてからちょうど一年目の完了となります。
このお地蔵様、もともとは九州の依頼主の実家に安置してありました。
依頼主の息子様夫婦が常滑市で新築され、そこに依頼主夫婦と息子様夫婦、そして九州の実家の御父様の三世帯が住むことになり、九州の実家から常滑市までの引っ越しとなりました。
不思議な御縁で、私が以前造らせて頂いた道端の小さなお地蔵様の小屋を見た営業の方が、依頼主と私を引き合わせて下さいました。
とは言うものの色々障害が有り、お地蔵様の引っ越しは一筋縄では行かないものでした。
現地での魂抜き、美術品扱いによる搬送の困難さ、引っ越し先での魂入れ等…
現地の御寺でも、お地蔵様の引き取りを断られ、実家を取り壊すまで1週間を切っていました。
諦めず何とかしてあげたい一心でした。
諦めかけた時、不思議なもので、周りの友人、知人に助けを求めると、あれよあれよというまに話が進み、気が付くと私の知らないところで、勝手にお地蔵様がこちらに来てくださったという感じでした。
正直、引っ越しに関して私はなにもしていません。
依頼主も私も本当にびっくりです。
沢山の方のおかげさまで、お地蔵様の引っ越を無事終わらせる事が出来ました。
感謝しかありません。
そして知人が紹介して下さった住職にご協力頂き、引っ越し先での魂入れも終える、出来ました。
依頼主の御父様は本当に満足してみえました。
協力して下さった友人、知人には本当に感謝しています。
有り難うございました。
写真の最後にきっかけとなったお地蔵様の小屋と、依頼主に頂いた御手紙の写真のせておきます。