今年の梅雨は長く、例年に比べ湿度が高かった事もあり、あちこちで結露に悩まされる方が多くみられました。
ムシムシとした梅雨の時期はどうしてもエアコンの温度を低くしがちです。
室内の温度が低いと、天井裏とで温度差が起こり、通気の難しい天井裏に湿気がこもります。
空気中の水分が飽和状態になると、結露となって室内へと現れてきます。
今回のご依頼はそんな結露を解消して欲しいというものでした。
天井と室内の壁を取り払い、温度差を無くしました。
更に、杉の無垢板を天井に貼ることで、傷んだ既存の天井を隠すと同時に、調湿効果を高めました。
無垢材は室内の湿気を吸い、乾燥した時期に吐くという特性が有ります。
見た目もやさしいので、お店のデザインも損ねることがありません。
これで一安心です。